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エコロジカルプロジェクト

エコロジカルプロジェクト

絶滅する前にできること

KES審査時に、環境についてのお話しを聞き、このようなプロジェクトがあると知りました。

絶滅のおそれのある野生生物の絶滅回避に向けた取組みです。・・絶滅する前にできること・・

大変興味深く、ぜひ取組みたいと思い今回このようなプロジェクトに参加する事を決めました。

 

まずは、少し説明をさせていただきます。

 

京都府版レッドデータブック【解説参照】は2002年に発行され、種子植物についてみると、57種が絶滅種、162種が絶滅寸前種、141種が絶滅危惧種となっていました。

2013年8月、2002年版を改訂したレッドリストが発表されました。2013年版では、種子植物のかなりの種数の危険度がアップ(新規掲載50種、アップリスト188種)しました。

京都府内の種子植物の総数約2,350種の31.4%がノミネートされたことになり、「これは全国的に見ても非常に高い数値である(前回は約24.2%)としています。

 

【解説】環境省レッドリストとレッドデータブック

 

 『環境省レッドリスト』とは、日本に生息する生きものを種ごとに絶滅のおそれの程度を評価して、絶滅のおそれのある種を選定したリストです。また、『レッドデータブック』とはレッドリストにまとめられた生きものに関するデータや解説をのせた本で、絶滅危惧種の保護に活用されたり、国民に広く知ってもらうために作成されています。

 レッドリストやレッドデータブックでは、絶滅のおそれの程度によって、ランクに区分けしていて、そのうち絶滅危惧Ⅰ類~Ⅱ類までに選定された種を「絶滅危惧種」としています。

 

●絶滅 日本ではすでに絶滅したと考えられる種
●野生絶滅 飼育・栽培下でのみ存続している種
【絶滅危惧種 3,155種】    
●絶滅危惧Ⅰ類 絶滅の危機に瀕している種
・絶滅危惧ⅠA類 ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
・絶滅危惧ⅠB類 ⅠA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
●絶滅危惧Ⅱ類 絶滅の危険が増大している種
●準絶滅危惧 生息状況の変化によっては絶滅危惧種に移行する種
●情報不足 評価するだけの情報が不足している種